文字と文字との間隔は常に一定だった。
文字間隔に変化をもたらした「プロポーショナルフォント」を
パソコンに持ち込んだのは、アップルである。
ジョブズの通ったリード大学は、
当時、最高の文字芸術(calligraphy)の授業を行っていた。
(キャンパス中のすべてのポスター、
すべての引き出しのラベルが美しく手書きされていたという。)
その授業を(大学中退後)受けていたジョブズは、
「文字の組み合わせによって文字間のスペースを変えることについて、
素晴らしい印刷物は何が素晴らしいのか、を学んだ。
それは美しく、歴史的で、
科学では捉えられない芸術的繊細さで、私には魅力的だった。」
「私が大学を中退してその授業を受けていなければ、
マックが複数の書体やプロポーショナルフォントを持つことはなかっただろう。(中略)
どのパソコンも持たなかっただろう。」
と後に語っている。
「科学では捉えられない芸術的繊細さ」、、、
絶対なものはないのである。
「先を見通して点をつなぐことはできない。振り返ってつなぐことしかできない。
だから将来何らかの形で点がつながると信じなければならない。」
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