本日は、秋晴れの下、魚釣り。
朝 6:30 船着き場で知人と待ち合わせ、
尾道水道をのんびりゆらゆら。
イカリを落とすこともなく、
向島側で西への流れに船をまかせ、ギザミ釣りを楽しむ。
やがて干潮(8:30)となり前半終了。
汐が止まったところで、尾道側に移動し、
今度は、東に向けて流れる汐に乗り、釣りの後半。
(船着き場まで釣りながら戻ります)
青ギザミも釣れ、釣果も上々。
(中程まで帰った時、事故は起こった)
よく釣れた場所(中央桟橋あたり)があったので、
その場所に戻るため、流れに逆らって船を漕いでいた時である。
櫓(ろ)がベギッ! と音を立てた。
見ると櫓の真ん中に大きなヒビが!!!!
間違いなく、折れている!!!!
(すでに半分は折れているかもしれない)
船着き場までは、まだまだの距離だ。
もはや、釣りどころではない。
とりあえず、ゆっくり漕いで帰ろう。(これが落ち着いていられるか!!)
折れた部分をグッと握り、恐る恐る海の真ん中。
折れている箇所の曲がりがどんどん大きくなる。
やがてその部分がフニャフニャに、
なんとかくっついているという感じだ。
船着き場まであと数十メートルのところまで戻ったとき、
ついに、櫓(ろ)が真っ二つに。
櫓の上部を船内に投げ捨て、
下部を持ってオールのように扱い、
必死の立ち漕ぎ!!
(知人もイケスのフタ 25cm×60cm を持って参戦)
ギリギリのところで、
なんとか無事、船着き場に生還することができた。
忘れられない魚釣りとなった。
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