噂を聞きつけた県北の元社会人バスケチームの先輩が、
職場へわざわざ、14年ぶりに連絡をくれた。
「今度、来るらしいな。夜は飲めるのか?
○○も△△もお前が来ることは知ってるぞ。」
無口で上手のできない先輩だった。
大学出たてで、仕事を始めたばかりの頃、
勤務していた県北で所属していた社会人バスケットチーム。
見ず知らずの土地で、はじめは誰も知らなかったが、
月日がみんなと親しくしてくれた。
14年前、転勤の決まった小生に、
チームのみんなが開いてくれた送別会。
もらったバスケットボールへの寄せ書きに、
その寡黙な先輩は、「たまには、帰ってこい。」
と書いてくれていた。
飲める時間を作ろう思う。