昨日の登山による筋肉痛に耐えながらこのブログを書いている。
昨日の続き >>
川の沢を歩いている時は,まだまだ元気で,
変わる景色を楽しむ余裕さえあった。
ところが,山の急斜面がその楽しさを奪い去った。
長〜く続く急斜面をジグザグに進む。
「この斜面を山本隊長はどんな顔をして登ったのか??」と
疑問は積もるばかり。
続く斜面,,,立ち止まり,再び登る。
そして,また立ち止まる。の繰り返し。
靴は普通の運動靴,換えのシャツさえ持ってきていない素人さを悔やむばかり。
そもそも,このような登山になるとは思ってもいなかった。
(Gパンで来ようと思っていたくらいだから。。。。)
果たして,デジイチは必要だったのか?
首に食い込むカメラバックのヒモが問いかける。
立ち止まり,ふと顔を上げると,
そこにはすばらしい山々の景色が目に飛び込んできた。


「すばらしい自然。」と喜び,周りを見回したときに,
もう一方で目に飛び込んできたのは,(写真 ↓ )立ち位置のすぐに目の前に見える山。
「もしかして,アレが目指す山頂????」 。


目眩がした。
まだまだじゃないか

とイッキに落胆。
これは,苦行だ。
「人に聞かれたら,ぜったいに趣味は”ドライブ”と答えよう。」
そう心に決めて,再び歩き出すまでにどれだけの時間がかかっただろう。
登頂したのは,入山してから2時間25分後。

達成感を味わいながら,熱燗を飲んだのは,
登頂後しばらく立ってからだった。
むすびをほおばりながら,
山本隊長のページ印刷プリントをあらためて見てみると,
ナント,
隊長は頂上で焼き肉を食べて宴会をしている。

(この人には,勝てない。
いや,競うことなど考えない方が賢明である。)
過去の道のりを噛みしめるかのように時折振り返りながら下山し,
全行程4時間半の長く厳しい登山を終えた。
帰りに入った「湯の山温泉」では,すっかりとろけてしまった。
さて、次はどこの山へ・・・(アレ! 誰かのページのくくり文句だな。コレは。)