通常3色(赤・青・白)をよく見かけますが、、、ここは、2色。
このサインポールの色には諸説あるようで、
よく耳にする説は、中世ヨーロッパ(12世紀頃)では、外科的な治療は理髪師が行っていたことから、赤は動脈・青は静脈・白は包帯を表すというもの。
しかし、どうもこの説は違うらしい。
ネットで調べたところ、
動脈を赤、静脈を青とたとえたのは、イギリスの医家ウイリアム・ハーヴェーが著した「心臓を中心とする血液循環の原理」1628年。
時代が合わない。
調べたサイトによると、
床屋でおこなわれていた出血を伴う治療の際、患者が握る棒には、血が目立たぬよう赤く塗られていたそうだ。また、再利用される包帯をこの棒に絡め干していたという。
これが、床屋の目印となっていった。
さらに、後、外科も同じ看板(ポール)を目印に使うようになり、
その区別のため、散髪屋が青を加えたという。
話を元に戻そう。
青と白の2色のポール。
違和感はぬぐえない。